サルコペニアとは?

 さて皆さん、ふくらはぎの一番太い部分を測ってみてください。男性で34cm未満、女性で33cm未満だったら、あなたはサルコペニアの可能性があります。

 サルコペニアとは、加齢や病気で筋肉量が減少して全身の筋力低下が起こることを指しています。

 ギリシャ語で筋肉のことをサルコ、喪失のことをペニアと言います。この二つの言葉を合わせて作られたのがサルコペニアです。

 作られる筋肉よりも減少する筋肉が多くなることが原因です。筋肉の中に脂肪が含まれて、いわゆる”霜降り”になっていると、サルコペニアになりやすい、ということが最近わかってきました。

 原因は加齢、活動量の低下、病気、栄養不足です。超高齢社会を迎え、サルコペニアは非常に注目される言葉になりました。健康寿命を少しでも延ばすためには、サルコペニアを予防することが必要になります。