LeveLuk開発史 <第5回>

KANGEN8開発から現在、そして将来へ

LeveLuk開発史の第4回にも記載されていますが、KANGEN8は、これまでのLeveLukDX, SD-501の機能・性能を向上させ、さらに液晶パ ネルを採用することで、見た目にも美しい製品に仕上がっていると私は感じています。販売当初から電源などの不具合により、一時的ではあるものの販売を見合わせたKANGEN8もいまではエナジックの主力商品に成長しました。
これも販売店の皆さんがKANGEN8を温かく見守り、育てていただいたおかげと感謝しています。 このKANGEN8も発売開始から10年を迎えようとしています。この10年間、製品の品質向上のため工場の開発・品質管理・サービス部門のメン バーがそれぞれ知恵を絞り、部材メーカと品質向上に向けた協議を継続してきた結果、安定した製品に成長できたのではないかと実感しています。工場としては、製品への取組だけでなく、各国の製品認証にも取り組んできました。
代表的なものとして、米国の安全規格(UL規格 )、カナダの安全規格(cUL)、EUの安全規格(CEマーク)と機械・電子機器・医療製品などの安全性や機能の有効性規格(TUVテュフ)、そしてマレーシア工業標準所(Sirim)やブラジルの国家度量衡・企画・工業品質院(Inmetro)などの規格に準拠するように対応してきました。
これらの認証を取得しなければ、該当地域での販売ができません。こうした規格については、毎年、各規格の審査機関、または当該審査機関から委託を受けた同種機 関から専門家が工場監査に来られて、改善のための指摘を受けながら認証を継続しています。
今年7月のラスベガスのイベント(エナジック49周年記念グローバルコンベンション)においては、USA支店開設20周年記念モデルのKANGEN8を限定的ですが、出荷しました。このモデルは、USA支店から依頼されたデザインを本体前面に再現する必要がありました。本体前面部分は、丸みを帯びており、そこにデザインを反映させるのに苦労しました。下記写真がそのモデルです。
来年は、エナジック創立50周年の記念イベントが沖縄で開催されます。そのイベントに合わせ、販売店の皆さんに喜んでいただけるような企画を検討しています。 エナジックは、日々、進化しています。工場としても、その進化に追いつかなければなりません。KANGEN8を世に出して10年を迎えます。 この10年、私たちも製品について様々なことを学んできました。その経験・知識を活かしながら、これからもより優れたデザイン・性能を備え、販売店さんのニーズに合わせた製品開発を手掛けてまいります。

(株)エナジックインターナショナル 大阪工場 
工場長 小崎洋次

E-Friends 2023年12月号より