団結心と感謝の気持ちを大切に

日本の旧暦では11月を「霜月」と呼んでいました。正確には11月下旬からの時期をさしていますが、「霜が落ちる寒い季節」という意味に変わりはありません。そろそろ冬支度をしなければならないのです。

この時期はまた、一年を振り返るころでもあります。皆さんにとって、2020年は、はたしてどんな年でしたか?その回顧と自省の上に立って、初めて来年を展望することができます。11月とはそんな気持ちを抱かせる時期なのです。

今年を回顧するに当たって誰もが逃れられない「負の事象」は、新型コロナウイルス感染の世界的拡大、つまりパンデミックです。全世界で5千万人近くが感染し100万人以上が亡くなりました(10月末現在)。感染の鎮静化どころか、ヨーロッパでは4月の第1波に引き続き、その数倍の規模で「第2波」が到来しました。各国はまたも「ロックダウン」を強いられています。

こんな状況の中で、今年を振り返るとすれば、何やら“マイナス思考”に囚われる人が多いのではありませんか。それも当然で、「情けの報せ」を伝えるための重要な手段である「人と人とのコミュニケーション」が著しく制限されたのですから。

そんな中でも、皆さんはSNS(ソーシャルネットワークシステム)の活用など実に様々な工夫をこらしました。困難は人を成長させます。この経験は必ずや今後に活きてくるでしょう。

地球上のすべてのファミリーに、エナジックのミッション「真の健康」をもたらすため、メッセンジャーであるわたしたちは常に創意工夫を怠ってはいけません。人びとの人生に大きな影響を与える存在なのですから、わたしたちの責任は重大です。

同時にわたしたちはこの使命を果たすため、団結心と感謝の気持ちを強く保持する必要があります。エナジックファミリーは固く結ばれ、互いに心底から「ありがとう」と呼びかけ合う関係だからこそ、エゴイズムとは無縁の成功への道が拓かれているのです。つまり「ウインウイン」こそが、世界のエナジックファミリーを結ぶあるべき関係なのです。誰もが揃って充実した人生を送れるよう、一緒に努力していきましょう!