一次予選を突破!日本女子オープン出場をめざす佐渡山理莉選手

将来性豊かな20歳の
佐渡山選手(C)ALBA

 日本ゴルフ協会(JGA)主催の「日本女子オープンゴルフ選手権」は、メジャー大会であるだけでなく、女子ゴルフ界の最高峰の大会でもあります。ちなみに昨年は“黄金世代”の畑岡奈紗選手がみごと優勝し、賞金3,000万円を獲得しました。

 第53回目となる今年の大会は10月1日から4日まで福岡県のゴルフ場で開催されます。トッププロとトップアマが一堂に会し、文字どおり「No.1」ゴルファーを決定するこのトーナメントに、エナジックゴルフアカデミーで学んだ佐渡山理莉が挑もうとしています。

 大会の出場資格は、過去の同大会の優勝者や上位入賞者、またはランキング上位者などに与えられるほか、2段階の予選を通過した選手も出場することができます。その第一段階が「地区予選」で、すでに7月に全国5カ所で開催されました。そして佐渡山は10日に千葉県内でおこなわれた予選に出場。プロ44人、アマ74人としのぎを削り、16位タイに食い込んで、23人に与えられる第二段階(最終予選)の出場権を獲得したのです。

 最終予選は8月31日と9月1日に千葉県のゴルフ場で開催されます。ここを突破すれば、最高峰の日本女子オープンに出場することができます。佐渡山憧れの宮里藍さんが2005年に最年少優勝を果たしたこの大会に出場できれば、佐渡山が飛躍するために大きなステップになることでしょう。