還元水の医療認可の可能性を追求

 沖縄県内には、企業誘致のために優遇税制等の恩恵を提供している特別開発地がある。新規事業や事業拡大にはリスクが伴う。また、先行投資は大きな運転資金を必要とする。そこに目をつけて、いろいろな企業誘致合戦が展開されているわけだ。

 ここに大城の次の夢が横たわっている。本来の工場敷地(未定)から海の水平線の向うを見ると、何があるのか。そこに立ってみて、次の工場建設を目論む大城の心境を探ってみよう。

沖縄・第二工場建設構想の行方

 沖縄にもし第二工場を作るとしたら、その立地条件には幾つかの利点がある。第一に、大阪工場よりもアジアの諸国に近い。アジア市場は今後ますます成長していく。生産工場が市場に近いことは多くの利点を生み出す。グローバル化していく市場への対応は急務だ。

 次いで、先述したように、工場敷地の特別優遇措置でかなりの経費を節約できる。また、沖縄は大阪、東京よりも人件費が安いうえ、工場固定費も安い。第二工場建設は日本と世界のエナジックの発展に、大きな貢献をするであろう。その日が楽しみだ。

 この第二工場建設の発想は次世代のことも視野に入れてのことであろう。この未来の第二工場が実現すると、大城の長男、博樹氏がエナジック社を継いで活躍する舞台ともなる。

 博樹氏は父親の大城とは違い、背たけは突然変異の長身だ。性格も良い、いい人物だ。父親は野武士のように前へ前へと戦い進む。長男は父親の後からついて行く、静かな人だ。もっとも、いまはそのような訓練を受けているから目立たないが。

米公的機関の認可獲得への道

 2011年、米国水質協会 (Water Quality Association / WQA)は、レベラックシリーズを電解水生成器として世界初のゴールドシールに認定した。これにより認知度をいっそう高めたエナジックは、さらに研究を継続して行くことで、将来、連邦医薬品局 (Federal Drug Administration / FDA)や連邦環境局 (Environment Protection Agency / EPA) から、還元水が医療認可を受けるようになるかもしれない。

 エナジックUSAの医療アドバイザーであるホルスト・フィリッツアー (Horst Filtzer)博士によると、FDAは人間の健康にプラスの効果をもたらす商品に医療器具として認可を与えるという。たとえば、ペースメーカーは心臓の不整脈による死を防ぐのにプラスの効果をもたらすので、医療器具として認可を得ている。

 レベラックシリーズも、このように健康にプラスをもたらす効果が医学的に証明できれば医療器具として認可される可能性がある、とフィリッツアー博士は説明する。ただしこの認可を受けるためには、還元水の摂取が健康にプラスの効果をもたらすことを医学的に証明しなければならない。そこで、博士は生体の赤血球における還元水の抗酸化作用について実験を進めている。

 フィリッツァー博士はご自身のクリニックでもレベラックを長年使用しているので、その効果についてはよく知っている。もし予想通りの結果が出れば、公的機関への医療器具認可申請の可能性が出てくるだろう、と博士は予測している。実験結果が楽しみだ。