エナジック教育福祉財団

 エナジック教育福祉財団は名護市の認可を得て、2012年7月に発足しました。大城会長夫妻の母校で閉校になっていた市立旧久志小学校を改修し、財団の施設としています。この4月には玉城英彦・北海道大学名誉教授が理事に就任しました。公衆衛生学の世界的権威の理事就任で、財団のいっそうの活性化が期待されます。

 主な事業内容は、①地域社会の文化の涵養、②地域住民の健康と体力の増進、③地域の農業および農産業の活性化と振興で、財団はこれらを推進することを使命としています。ちなみに幼稚園・小中学校に対する感染予防グッズの寄贈などは、②の地域住民の健康増進活動の一環といえます。

旧講堂で一輪車に乗って遊ぶ子どもたち

 ほかには、天然芝を張ったグラウンドを使うグランドゴルフ大会、近隣幼稚園の運動会、子ども会のレクレーション等や、改修された体育館での(通信教育)高等学校の体育授業、小学生の一輪車サークルの練習などが実施されています。

 芝のグラウンドは野球、サッカー、ゴルフのアプローチ練習にも最適で、実際、エナジック硬式野球部の監督や部員による小中学生を対象にした「野球教室」が計画されています。

 加えて、元校舎には各種の器具を用意した本格的なトレーニングルームや、ミーティングや学習の場として活用できる会議室を備えています。これら多様な施設は、基本的に財団の所在地である瀬嵩を含む、5つの「区」の住民には無料で開放されています。

 もう一つの活用法が、エナジックゴルフアカデミーで学ぶ生徒たちのための寮(名称「どんぐり寮」)です。旧教室を改修した5室には主に中高生が入寮して、「世界のトッププロ」をめざし、近くのエナジック瀬嵩カントリークラブの練習場とコースを活用した本格的なレッスンを受けています。財団は多彩な顔を持っているのです。

エナジック教育福祉財団
〒905-2266 沖縄県名護市瀬嵩296
TEL:0980-51-9004
FAX:0980-51-9009