和洋コラボの創作料理を還元水が引き立てる

創作美味わっぽい(愛知県豊橋市)

 店名「わっぽい」とは「和風っぽい」から取ったのかなと思っていたら、かなり複雑で、店の形容「創作美味」の「み」にオーナーの三輪さんの「み」と「わ」を絡ませ、「みわっぽい」となり、それがわっぽいに変化した……ようだ(三輪さん、合ってますか?)。
 とまあ、名前の由来はこのくらいにして本題に入ろう。オーナーの三輪真大さんはもともと洋食畑も経験して、2014年に現在の店を開いた。だから和洋合わせた創作料理が店のウリとなっている。
 しかしこの2年余は、コロナ禍の影響で困難な状態が続いた。とくに3階に最大56人が入れるスペースを用意していることからもわかるように、主要収入源だった大人数の宴会が全く開かれず、打撃は大きかった。
 まん延防止等重点措置が解除され、ようやく少人数の宴会が持たれるようになったというが、まだまだ回復には遠い。このコロナ禍が始まる1年ほど前にレベラックを購入した。理由は「いろいろな水で飲み比べをしたところ、還元水割りのアルコールがたいへん飲みやすく一番よかったから」と明快だ。

 こうしてレベラックを導入し電解水を使うようになった。還元水はチェイサーやアルコールを割る以外に、ラーメンのスープから、カツオや昆布のダシ取り、炊飯や葉物野菜の洗浄などに活用中。ちょっと変わった活用法が還元水を包丁研ぎに使っていること。「鋼系の包丁はすぐにピカピカになります」と三輪さんはいう。果たしてこの“原理”は何なのだろうか。強酸性電解水は室内の2基の器具に入れて噴霧し、消臭や衛生管理に役立てている。また、掃除やフライヤーの周囲の油拭きにも活用中だ。
 人気メニューは「鳳来牛のタタキ」や「秀麗豚のネギしゃぶ」などだが、地元産の新鮮な食材を駆使し、工夫を凝らした創作料理の数々が名物。三輪さんは「還元水がそのためにとても役立っています」と喜んでいる。

住  所:愛知県豊橋市広小路2-2
電  話:0532-56-7688
定休日:不定期
営業時間:午後5時~午前0時